顧客概要
- 会社名:株式会社Y
- 代表者:G様(40代)
- 業種:電気通信工事業
- 従業員数:10名
- 所在地:神奈川県藤沢市
ご依頼の経緯
株式会社YのG社長は、創業以来、建設業許可取得を目指し、自社で情報を収集しながら準備を進めていました。
そして、創業から10年が経過し、そろそろ建設業許可が取得できるのではないかと考え、交流会で知り合った当事務所へ相談されました。
しかし、確認を進めたところ、
✅ G社長の実務経験を証明するための資料が一部不足していることが判明
✅ 許可要件を満たすには、代替の証明方法を検討する必要がある状況
という問題がありました。
このままでは申請ができず、許可取得がさらに遅れてしまう可能性があったため、適切な解決策を講じる必要がありました。
担当者のコメント
建設業許可の取得には、
✅ 経営業務管理責任者(経管)の経験証明
✅ 専任技術者(専技)の実務経験または資格証明
✅ 財務要件や各種書類の準備
など、複数のハードルがあります。
今回は、G社長が専任技術者として申請する予定でしたが、
✅ 実務経験を証明する資料の一部が不足
✅ 過去の勤務先から証明書を取得するのが困難
という問題がありました。
そこで、社内の状況を詳しく確認したところ、従業員の中に10年以上の実務経験を有する方がいることが判明。
この従業員を専任技術者とすることで、申請を進める方向で対応しました。
具体的な対応
1. 不足資料の補完と代替証明の検討
最初に、G社長が準備されていた資料を詳細に確認しました。
多くの書類は揃っていましたが、建設業許可の要件を満たすには過去の工事経歴の証明が不十分であることが判明しました。
そのため、
✅ G社長以外の社内メンバーで専任技術者要件を満たせる人材がいないか確認
✅ 10年以上の実務経験がある従業員を見つけ、専技として申請可能かチェック
✅ 追加の証明資料を整理し、必要書類を迅速に準備
このような形で、不足していた要件を補完しました。
2. 申請書類の整理と丁寧な説明でスムーズに準備
建設業許可の申請では、多くの書類が必要になるため、
✅ 1つ1つの書類について、どのような内容が求められるのかを丁寧に説明
✅ G社長に提示してもらった書類を一緒に確認し、不足がないか精査
✅ 不足資料については、代わりとなる証明方法を検討しながら補完
これにより、無駄な手戻りを防ぎ、スムーズに申請準備を進めました。
3. 申請手続きを進め、補正なしで許可取得を実現
- 審査担当者と事前相談を行い、不備が出ないよう調整
- 申請書類を万全な状態に整え、スムーズに受理されるよう準備
- 結果として補正なく、建設業許可を取得することに成功
これにより、許可取得後すぐに500万円以上の大規模工事を受注できる体制を整えることができました。
結果
✅ 補正もなく無事に建設業許可を取得
✅ 従業員の実務経験を活用し、スムーズな申請を実現
✅ 許可取得により、大規模案件の受注が可能になり、事業の拡大が現実的に
建設業許可の取得により、これまで制限されていた案件も受注できるようになり、事業の成長に大きな一歩を踏み出しました。
お客様のメッセージ
「建設業許可は、建設業専門のあやなみ行政書士事務所に頼もうと決めていました。
自分で調べながら準備をしていたので、ある程度の書類は揃っていたつもりでしたが、やはり実際に申請となると細かい部分で不安がありました。
丁寧にアドバイスをいただき、どのような資料が必要なのかをしっかり説明してもらえたので、とても安心できました。
さすがプロに頼むと違うなと痛感しました。
おかげで、補正もなくスムーズに許可を取得でき、大きな案件にも挑戦できるようになりました。
今後ともよろしくお願いします!」
まとめ
建設業許可の取得では、実務経験の証明や書類の準備が大きなポイントとなります。
✅ 事前に必要な書類を整理し、不足がないかチェックすること
✅ 証明資料が足りない場合は、代替案を検討すること
✅ 申請前にしっかりと審査担当者と調整し、スムーズな手続きを行うこと
今回のケースでは、
✅ 不足資料を補完し、スムーズに許可申請を実現
✅ 補正なく許可を取得し、大規模工事の受注が可能に
このように、適切なサポートを行うことで、許可取得までの期間を最短化し、事業の成長をサポートすることができました。
建設業許可の取得をお考えの方は、ぜひ専門家にご相談ください!