顧客概要
- 会社名:株式会社O
- 代表者:M様(60代・男性)
- 業種:とび・土工工事業、塗装工事業(防水工事業を業種追加申請)
- 従業員数:10名
- 所在地:神奈川県三浦市
ご依頼の経緯
株式会社Oでは、これまでとび・土工工事業の建設業許可取得、塗装工事業の業種追加と、当事務所に継続してご依頼をいただいていました。
今回、新たに防水工事業の業種追加が必要になったため、いつも通り当事務所へご相談いただきました。
M様は、防水工事業についても10年以上の実務経験があるため、今回も実務経験を証明する形で申請を進める予定でしたが、
✅ 請求書の文言が塗装工事にも見える記載になっていた
✅ 防水工事業としての証明資料が審査に通るか慎重な判断が必要だった
という課題がありました。
過去にも実務経験による業種追加を申請していたため、今回も時間がかかることを覚悟されていましたが、できるだけスムーズに許可を取得できるよう、当事務所がサポートを行いました。
担当者のコメント
建設業許可の業種追加を実務経験で申請する場合、
✅ 実際に工事に従事していたことを証明する資料が適切に整っていること
✅ 請求書や契約書などの文言が審査基準に適合していること
✅ 必要な資料を的確に整理し、追加の補正を防ぐこと
これらが重要になります。
今回のケースでは、
✅ 請求書の記載内容が塗装工事と見える部分があった
✅ 防水工事業の実務経験として適切に認められるか不透明な部分があった
そのため、
✅ 事前に建設業許可の審査担当者と相談し、どのような証明が適切かを確認
✅ 審査で問題が発生しないよう、請求書の文言を補足する資料を用意
✅ 万全な書類準備を行い、補正なく申請を受理されるよう対応
このように、慎重に審査対応を進めることで、スムーズな申請を実現しました。
具体的な対応
1. 防水工事業の証明資料の精査と必要書類の整理
建設業許可の業種追加を実務経験で申請する場合、
✅ 実際の工事内容を証明する資料(請求書・契約書・発注書など)
✅ 工事の履歴を明確に示せる証拠資料(工事写真・報告書など)
が必要となります。
特に、今回のケースでは、請求書の記載が塗装工事の内容と判断される可能性があったため、
✅ 工事の具体的な内容を示す補足資料を準備
✅ 審査担当者と事前に確認し、どのような形で証明できるかを調整
これにより、審査での指摘を受けることなく、スムーズな申請を進めることができました。
2. 事前に審査担当者と相談し、審査基準をクリアする方法を確定
建設業許可の審査では、業種ごとに工事の内容が厳しくチェックされるため、
- 事前に審査担当者と相談し、書類の内容を確認
- どのような形で証明すれば問題なく認められるかを把握
- 追加の補正が発生しないよう、適切な形で書類を整理
このような対応を行い、最初の申請で問題なく受理されるように準備を整えました。
3. 書類の整理と迅速な申請でスムーズな許可取得を実現
- 適切な証明資料を用意し、補正のリスクを排除
- 建設業許可の審査担当者と事前に調整し、スムーズに申請
- 結果として、無事に防水工事業の建設業許可を取得
これにより、想定していたよりも早く許可を取得することができ、事業の幅を広げることができました。
結果
✅ 無事に防水工事業の建設業許可を取得
✅ 実務経験10年の証明資料を適切に準備し、スムーズに審査通過
✅ 審査担当者と事前に相談することで、補正なく申請が完了
これにより、株式会社Oは防水工事業の工事を正式に請け負うことが可能となり、事業の幅をさらに広げることができました。
お客様のメッセージ
「毎回、10年経験での業種追加なので、許可を取るのが大変だと思いますが、今回もご協力いただきありがとうございました。
請求書の文言が塗装工事と見られる可能性があると聞いたときは少し不安でしたが、事前に確認してもらえたおかげで、安心して申請を進めることができました。
今後も、業種追加や許可の維持についてサポートいただけると嬉しいです。」
まとめ
建設業許可の業種追加を実務経験で申請する場合、
✅ 適切な証明資料を準備すること
✅ 審査基準に合致した書類を用意すること
✅ 審査担当者と事前に相談し、補正なくスムーズに申請すること
業種追加や建設業許可の取得でお困りの方は、ぜひ専門家にご相談ください!