顧客概要
- 企業名:株式会社F
- 代表者:F様(50代・男性)
- 所在地:神奈川県伊勢原市
- 従業員数:3名
- 事業内容:内装仕上げ工事業
ご依頼の経緯
株式会社F様は、すでに建築一式工事業の許可を取得していましたが、元請会社から「個別の工事を請け負うには専門工種の建設業許可が必要」と言われました。
もともと新規申請時にも弊所をご利用いただいていたため、今回もスムーズな申請ができるだろうということで再度ご相談をいただきました。
担当者のコメント
1. 専任技術者の不在という課題
建設業許可の業種追加には、その業種に対応した専任技術者の配置が必須です。しかし、株式会社F様の社内には内装仕上げ工事業の専任技術者要件を満たす人材がいませんでした。
そのため、業種追加のためには、
- 資格者(施工管理技士など)を雇用する
- 実務経験による証明が可能な社員を探す
といった選択肢を検討する必要がありました。
2. 2級建築施工管理技士(仕上げ)の資格者を確保
F様に、周囲に内装仕上げ工事業の資格者がいないか確認してもらったところ、幸運なことに2級建築施工管理技士(仕上げ)の資格を持つ人が見つかりました!
業種追加を急ぐ場合は、実務経験による証明よりも、資格者を専任技術者として選任するほうがスムーズです。そこで、この資格者を常勤雇用することで許可取得の道が開けました。
3. 社会保険加入とスムーズな書類準備
資格者を専任技術者として認めてもらうには、社会保険への加入が必須です。そのため、F様と資格者の方の双方に確認を取り、社会保険加入に同意を得ることができました。
その後、弊所で建設業許可業種追加申請の書類を迅速に作成し、提出。役所とのやり取りも円滑に行い、補正が発生しないよう慎重に進めました。
その結果
- 内装仕上げ工事業を含む複数業種の建設業許可を取得!
- 資格者を確保したことでスムーズに許可が下りた!
- 新たな業種の工事も請け負うことが可能に!
許可取得により、元請会社の要請にも対応できるようになり、さらなる受注拡大につながる基盤が整いました。
お客様のメッセージ
「資料の提出が遅くなり迷惑をかけたと思いますが、今後ともよろしくお願いします。」
まとめ:業種追加申請を成功させるポイント
- 専任技術者が社内にいない場合は、資格者の雇用を検討する
- 社会保険加入をスムーズに進め、要件を満たす体制を整える
- 建設業許可専門の行政書士に相談し、最適な申請方法を選ぶ
神奈川県伊勢原市で建設業許可の業種追加をお考えの方は、ぜひあやなみ行政書士事務所にご相談ください! 専門的な知識と豊富な経験を活かし、スムーズな許可取得を全力でサポートいたします。